どうもこんにちは。
今回はお受験が少子化にも関わらず過酷になっていく理由について話そうと思います。
こどもが減っているから楽になるはずだと考えている方がいたら、それは間違っています。
みなさんはMMOゲームをやったことがありますでしょうか。
色々な人が参加して数々のコンテンツを楽しむゲームです。
こういったゲームは、オープン時は誰も何も分からない状態ではじまり、みんなが試行錯誤しながらゲームを進めていきます。
一般的にはこの時期が一番人数が多いです。
しばらくすると飽きてやめる人が出てきて参加者が減っていきます。
ただまだまだ人数は多いです。
さらに数ヶ月経過すると、ゲームの攻略情報が広がっていきます。
この攻略情報を見て勧めるようになりゲームの効率化が進みます。
さらに課金などによりキャラクターの強化に差がでてきます。
ここでついていけない層が脱落し、人数が減っていきます。
この後は、残ったもの同士での争いになります。
残った人たちは、当然課金をしており課金者同士の戦いになります。
ここで小額課金の人達がついていけなくなりさらに人が減ります。
あとは、これの繰り返しです。
弱者から脱落し強者しか残らない世界になります。
受検の世界も同じです。
昔は、小学校受験や中学受験をする人は少なかったですしネットもない世の中だったので情報も少なかったです。
その為、こどもの人数は多くても競争は厳しくない世界でした。
それに比べて今はみんなが簡単に情報を入手することができ、学校の攻略情報も課金で買うことができます。世界は時間がたつにつれ洗練されていき淘汰されていきます。
つまり現代のお受験は、みんなが情報を得ることができ、みんなが課金をして競争する世界なんです。これがいかに厳しいかは分かると思います。
野球やサッカーも昔とは比べ物にならないでしょ。
時代が進むほど、技術が進みどんなものも淘汰され厳しくなっていくものなんです。
昔は通用したやり方が今は通用しないなどということはよくあることです。
おそらく受検というものがなくならない限り、受検そのものが緩くなっていくことはないと思います。大学なども無名校は淘汰され消えますが有名校はさらに難しくなります。